線形荷重移動平均線（LWMA）の意味を深掘りしてみるよ！
こんなの知らなくてもFXはできるよ(/・ω・)/hahha
移動平均線（MA）については、こちらの記事でまとめているよ
LWMAの式
式はコレ。
LWMA = { 現在価格 × n + 1つ前の価格 × (n-1) + 2つ前の価格 × (n-2) + 3つ前の価格 × (n-3) + … + n本前の価格 × 1 } × {2/n(n+1)}
なんかややこしく見えるけど、
価格に対して
①”今”に近い順に
②均等に
重みをつけている式！
このままで美しい(?)ので、ありのままの式でいく！
価格の重みづけを可視化！
円グラフにしてみる
LWMA = { 現在価格 × n + 1つ前の価格 × (n-1) + 2つ前の価格 × (n-2) + 3つ前の価格 × (n-3) + … + n本前の価格 × 1 } × {2/n(n+1)}
LWMAの式をすこーしだけ変形して…
LWMA
= { 最新価格 × n + 1つ前の価格 × (n-1) + 2つ前の価格 × (n-2) + 3つ前の価格 × (n-3) + … + n本前の価格 × 1 } × {2/n(n+1)}
= 最新価格 × n × {2/n(n+1)} + 1つ前の価格 × (n-1) × {2/n(n+1)} + 2つ前の価格 × (n-2) × {2/n(n+1)} + 3つ前の価格 × (n-3) × {2/n(n+1)} + … + n本前の価格 × 1 × {2/n(n+1)}
= 最新価格 × 2/(n+1) + 1つ前の価格 × 2(n-1)/n(n+1) + 2つ前の価格 × 2(n-2)/n(n+1) + 3つ前の価格 × 2(n-3)/n(n+1) + … + n本前の価格 × 2/n(n+1)
この赤字部分を計算して、円グラフに落とし込むと、こうなる。
EMAやSMMAと違い、n本より前の価格の影響は全く入ってこない！
（当たり前…か？）
EMAとSMMAについてはこちらの記事で↓
最新の価格と過去の価格の重みづけの変化
さきほど変形した式の赤字部分をそのままグラフに落とす。
LWMA
1つ前の価格 × 2(n-1)/n(n+1) + 2つ前の価格 × 2(n-2)/n(n+1) + 3つ前の価格 × 2(n-3)/n(n+1) + … + n本前の価格 × 2/n(n+1)
完璧な一次関数ですな。
名前からイメージできなくて戸惑ったけど、考え方はむしろシンプル！
まとめ
ん…？
なんでこれ人気ないんだろうね？
n本分の価格だけをきっちり加味したMAであるLWMA。
単純移動平均線(SMA)よりいい感じに思えたけど、人気ないから反応されにくいとかなんとか…試してみたいねぇ。
どんな使い方ができるかな～
