【心折れて号泣】出産レポート 31時間超の闘い記録 安産ってなんだ?

妊娠・出産
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 初産婦の平均出産時間12~15時間ってなんやねん( ;∀;)

 経膣で31時間超の出産を乗り越えた記録。

 

あなたの陣クスはどこから?私は〇〇!妊婦生活の終わりを締めくくるアレ
早く我が子に会いた~~~い!  と、お腹が重くて限界のアナタ(過去の私)!  「陣クス」ってご存じかしら?  既に正期産の時期に入っているなら、もう早く陣痛が来て欲しいよね。  〇〇をすると陣痛が来る…!とまことしやかに噂されているあれこれ...

↑妊娠中の経過はこちら

 

破水!

 39w4d

 大満足にお寿司をたくさん食べて、お風呂に入って、さあ寝ましょ♪

 とお布団に横になった22:00頃

 

(((じょばぁ~)))

 

 !!???

 これは絶対!破水だ!!!

 

 

 尿ではないところから出た!という確信があった。

 落ち着いて下着を替えて、ナプキンあてて、病院に電話をして向かう。

 

 尿漏れなこともあるからね…と言われつつ検査をして、破水が確定〇

 そしてそのまま、お産をする部屋に入院に。

 

 

 コロナ禍で、夫くんとは玄関でお別れ済み。

 破水始まりだったもので、まだ陣痛は0。

 体力温存のためにも寝た方がいいよな~と思いつつ、興奮してあまり眠れない夜を過ごす。

 

陣痛開始!

 なんとなくうつらうつらしていた朝4:00頃。

 

 

 お?

 きたかな?

 

 

 お腹にチクチクと痛みが来てる!

 いよいよか!とアプリで陣痛間隔を測ってみると

 

 いきなり

4分29秒間隔!

 

 

 その後も

 4分13秒

 6分44秒

 3分41秒

 ・

 ・

 ・

 

 と既に10分を切る間隔で襲い来る陣痛。

 短いと1分30秒くらい、長くても8分くらいの間隔で、1分くらいぎゅーーーっと痛い。

 

はちくま
はちくま

え!?もしかして、もう生まれちゃうんじゃない??✨

 とわくわくしつつ痛みに耐えている中で、内診。

 

 2センチも開いていなかった。

はちくま
はちくま
 

え~!?こんなに痛いのに…

 

 

 陣痛の合間に朝ごはんを食べて、

はちくま
はちくま

よっしゃー頑張るぞーー!

 と英気を養う。まだまだ超元気。

 

 

 その後も、陣痛間隔は10分以内を継続して11:30。

 それ以降は痛すぎて自力で記録できず…

 

 その後もなんとか陣痛に耐えていたけど、痛すぎて朝ごはんを吐いてしまった。

 そのまま絶食…(間隔短いし痛すぎて食べる余裕がなかった)

 

いきみ逃し

 朝からの痛がり方を見ていた助産師さんは

助産師さん
助産師さん
 

この調子なら、今日の昼頃には生まれているかも♪

一緒にがんばろうね!

 と言って、陣痛の合間に足湯をしてくれたり、いきみ逃しに拳で尻穴付近を全力で押してくれたり。

 その合間に、産後すぐに使う道具の準備も始めていた(詳しくはわからないけど、包装を破いたり、何かをくっつけてすぐ使えるようにしたりしていた)ので、

 

はちくま
はちくま
 

(これはもうマジで生まれるぞ!)

 と思い、夫にも

今日には生まれそうだって✨

 と連絡。

 

 

 

 この日は人生で一番

「おしり!!!!!」

 と叫んだ日になった。

 

 

 

 陣痛が来るたびに

 

「おしり!!!!!」

 

 と叫び、助産師さんがいない時間帯は、もうベットから飛び降りて立って耐えてみたり…

 

 1人の時は、もうどうしようもなくて、テニスボールを尻穴に当てて、ベットに押し付ける時間。

はちくま
はちくま

冷静になって文章にすると、ただただやべぇやつ…

 

 なんでか知らんけど、ほんと尻穴を押されるとマジで陣痛が少しマシになった。

 でも少しでもずれるとダメ。

 この助産師さんが押してくれる尻穴ポイントが的確過ぎて、自分でテニスボールで尻穴を押すときに、ポイントが見つけられず、半泣き。

 

 

 そして、ちょこちょこ内診してもらうけど、全然開いていない子宮口。

 こんだけ耐えて、やっと5センチ。絶望。

 

レントゲン撮影📸

 病院に来てから、大体19時間後の17:00頃。

 あまりに出てくる気配がないので、レントゲンを撮ることに。

 赤ちゃんの頭の大きさと、私の骨盤の大きさを見て、物理的に下から産めるのかを診る。

 ストレッチャーに乗せられて、エレベーターで下の階のレントゲン室へ。

 

 もちろん移動中も容赦なくおそいかかる陣痛。

 思い出したら手汗かいてきた。

 

 撮影中に陣痛がくると、どうしてもじっとしていられなくて、痛みで暴れた。

 数枚撮り終え、部屋に戻る。

 

はちくま
はちくま

痛すぎるし、間隔短すぎるし、子宮口も開かなさすぎるし、

もう物理的に無理なんだよ。

はやく帝王切開にきまらないかな・・・(半泣き

 と、お部屋で待っていると(もちろんこの間も、痛すぎて暴れている)

 

 

 

お医者さん
産科長
 

「いける」

 

 

 

 

 うそやん。

 

2徹目

 いける!となってしまったので、病室でそのまま待機。

 この晩は、まじで地獄だった。

 

 夜は看護師さんも助産師さんも少ないので、ほぼひとりぼっちだった。

 子宮口も全然開いていなくて、生まれそうにないと判断されていたのか、とっても放置されてる気分だった…

 

 ナースコールを押しすぎて、叫びすぎて、夜勤の助産師さんに

助産師さん
助産師さん
 

そんなに叫んだって生まれてこないわよ・・・

とまで言われる始末( ;∀;)

 

 陣痛の合間に寝たような・・・寝てないような?

 陣痛が来て痛い時間は、もう痛みのことしか考えられず、なんとか深呼吸してテニスボールを尻穴にあてて誤魔化し、ベッドから飛び降りて立って誤魔化し・・・

 

 

 とても長い夜だった。

 

帝王切開を懇願

 朝7:00頃。

 担当医が様子を見にきてくれた。

 

 破水して病院に来てからここまで、既にざっと33時間。

 心は折れまくり。

 

 やっと先生に会えたよ・・・

 ココはチャンスじゃね?

 もう耐えらんねーのよ。

はちくま
はちくま

・・・

もう切ってください・・・・・・

 

 ちょっと大人になってからこんな泣くの・・・なかなかないぞ?

 という勢いで泣きながら「帝王切開にして欲しい」とお願いした。

 

お医者さん
担当医

うーーん。

帝王切開するにしても、まだ時間が早いのですぐにはできない。

昨晩のレントゲンで「いける」ってなっているし、

促進剤を入れてるから、10時くらいまでは様子を見ましょうね!

 

 

 

 ちーん。

 

 

 

 破水していたので、入院してすぐ感染症防止の点滴をいれていたが、そこに促進剤もいつのまにか追加されていたらしい。

(同意書に自分でサインしているけど、痛みであんまり記憶がない)

 

 

 先生の非道な言葉に打ちのめされたものの、10時という一つの目標ができた。

 職場の先輩ママさんからもらった

 

おかあさん
先輩ママさん

「はじまれば、絶対終わるから大丈夫」

 

 という言葉を思い返し、きっとあともうひと踏ん張り!とギリギリだった心を持ち直す。

 

やっと出産?

 (たぶん)10時。(痛くて時計見る余裕なかった)

 

 産科長が陣痛の様子を見に来た。

 さくっと内診して、そのまま

 

お医者さん
産科長
 

陣痛来たら、ちょっといきんでみようか

 
はちくま
はちくま

(お?こんな軽い感じでいきむのか)

 と初いきみ。

 

 すると・・・

 

 

お医者さん
産科長

ごぼうだい!

 

 

 

 う〇こでた。

 

 私は、うん〇出た方の出産だった。

 でも赤子と同時ではないから、赤子は汚してない!(たぶん)

 

 なんていうか、ゴボウに例えられた(?)のが衝撃すぎて、ここだけやたらはっきり覚えてる。

 その後「ごぼうだい!」と言った産科長は、どこかへ。

 

こんどこそ出産!

 産科長戻ってきたな~と意識の端っこで考えつつ、陣痛の波に乗っているうちに、いつのまにかたくさんの人に囲まれていた。

 

 傍にいる助産師さんに指示されるまま、いきみ逃しのための深呼吸をしたり、足に布なような紙っぽいものを巻きつけられたり。

 ベッドだったものが

↑こんな感じに変形していた。

 

 下半身露出して大股広げた向こうに

 産科長、担当医、担当医の先輩産科医、助産師さん3~4人、小児科の先生、小児科の看護師さん(?)2~3人くらいが立っていた。

 一人ぼっちでひろびろ暴れていた部屋が、人でぎゅうぎゅうに。

 

 

 そんな中で、産科長の指示で陣痛に合わせて何度かいきむ。

 それでもなかなか出てこない。

 

 

 とうとう産科長が分娩台に登ってきて、頭の上に馬乗りになり、いきみに合わせてぎゅうぎゅうお腹を押しはじめた。(産後初のシャワーを浴びるときにお腹を見たら、青あざになってた)

 いきむとき、目の前は産科長のおしり。

 そしていきむときは、目をつぶるのはNG(力が入りすぎて、目の周りの毛細血管が切れてしまうらしい)。

 そんなわけで、産科長のおしりを見ながらいきむ。

 

 

 この辺りで、会陰切開された。

 こうあるところを

 こんな感じで切られた(伝われっ)

 

 

 多分、局所麻酔をしたのか・・・

 陣痛で下半身の痛みはほぼ麻痺していたからか・・・

 私は特に会陰切開の痛みは感じなかった。

 

 股越しに、切ってる担当医の表情がとても痛そうだったのが印象的だった。

はちくま
はちくま

(切られてるの、私なんだが?)

 

 お腹をぎゅうぎゅう、会陰切開もして、もう終わりが見えているのに、まだ産まれない。

 

 最後にはトイレのすっぽんのような道具をあかちゃんの頭に装着して、引っ張ること、4回。

 

 

「ずるりっ」

 

 

 やっと出てきた。

 11時37分。

 

 

 分娩所要時間は31時間14分。

 破水からは、37時間半くらいかかりました。

 

 

 長い長~いお産で、長男も疲れていたのか、すぐには泣かず、少し口の中をきれいにしてもらってから、

 

「んぎゃぁ」

 

と泣いた。

 

 

 たくさん押したり引っ張ったりされて、生まれた直後はえらいこっちゃな頭の形。

 

 ひととおり体の点検をされて、カンガルーケアのために、私の胸元にやってきて、とりあえずおっぱいを吸わせる。

 産まれてまだ10数分なのに、ちゃんともぐもぐしてる。すごい。

 

 

 そして長男を抱いてぼへっとしてる間に後産が終わり(いつのまにか終わってて、記憶がない)

 いろいろな検査のために長男を預けて、陣痛からの解放に気付いた解放感とアドレナリンでハイテンションな状態で、会陰の縫合が行われた。

 

お医者さん
先輩医師
 

痛かったら麻酔足すから言ってね!

 という担当医の先輩医師の言葉に甘えて、ちくちくされるのを感じる度に足してもらった。

 いままでの陣痛に比べたら、毛みたいな痛みだったくせに、麻酔使える有難みにどしどし追加してもらった。

 

 長男が出てきてすぐ、夫にLINE。

 

 「今日には生まれそう」

 と伝えてから丸一日以上、陣痛の痛みで全く連絡ができず、かなり心配していたようだった。(ごめん)

 

 

 縫合が終わり、2時間くらいそのまま横になってから、病室に移動。

 陣痛もなく、お腹に赤子もいなくて身軽で、アドレナリンでとても元気だったので、病室を出てうろうろとナースステーションに行ったら、驚かれたし、安静にしてなさいと怒られた。

 

 

 そこからさらに1時間後くらいに、長男と再会し、母子同室がはじまる・・・

 

安産ってなんだ?

 そんなわけで、ほぼ2徹(さらに産んだ日の夜も授乳と興奮であまり眠れなかった)&1日半の絶食状態で、初めての手探り育児が開始された。

 

 ここまで読んで、あなたは「このお産は安産だった」と思う?

 

 

 

 …

 

 

 

 私としては、安産だったな~と思っている←え?

 母子ともに無事で、ほぼ医療介入なく(???)生まれてきたから。

 (とはいえ江戸時代だったら、妊娠中か出産中のどこかで死んでると思う)

 

 

 そもそも「安産」は医学的な用語ではないらしく、定義も特にないらしい。

 初産婦の平均分娩時間は15時間くらい~という話には、だまされた気分だったけど。

 まぁ、平均なんでね。長い人もいれば短い人もいる、というだけの話だね。

 

 

 夫に同じ質問をしてみたところ

夫くん
夫くん

難産でしょ!

 と即答。

 認識が逆でよかった…(^-^;

 

 

 そんなわけで、こんなお産を乗り越えた私から、これからお産を迎えるあなたへ

 私がお産中に心を助けられた言葉を贈る。

 

 

はちくま
はちくま

「始まったら、絶対終わるから大丈夫」

 

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